静岡県富士市出身で、静岡の重鎮・渡邉晴智選手。
渡邉選手は、その実績から同県同地区の若手選手から尊敬を集めている選手です。
最近、実息子の雅也選手の競輪デビューが話題になりました。
雅也選手の成績も凄まじいレベルで、直近18戦で15勝を挙げるなど、父親に負けず劣らずの非凡さを発揮しています。
渡邉選手は、47歳にして、S級1班の地位を維持し、未だに第一線で戦う選手です。
本音で語ると全盛期の勢いや力はもうないのかも知れませんが、そんじょそこらのS級選手相手では、まだまだ格上の存在と言えます。
そんな渡邉選手について、詳しくまとめていきます!
渡邉晴智のプロフィール・経歴

プロフィール
名前 | 渡邉晴智(わたなべはるとも) |
出身地 | 静岡県富士市 |
生年月日 | 1973年7月30日 |
身長 | 173cm |
体重 | 70kg |
血液型 | B型 |
登録番号 | 012826 |
期別 | 73期 |
級班 | S級1班 |
師匠 | 村松清一 |
デビュー日 | 1994年4月8日 |
渡邉選手は、1973年生まれで、2021年現在47歳となっています。
中学時代は、バレーボール部の選手として活躍していましたが、高校入学を機に自転車競技を本格的な始めたとのことです。
ちなみに、同じ静岡の渡邉雄太選手、直弥選手は甥、村上義弘選手は競輪学校の同期とのことです。
好きな食べ物は果物であることが、競輪オフィシャルサイトに記載されています。
競輪選手になるまでの経歴
静岡県の私立星稜高校に入学。
本格的に自転車競技をはじめます。
高校時代は、目立った活躍はなかったようですが、競輪選手となった後は目覚ましい活躍によって静岡県のエースの地位を確立しました。
デビュー後
デビュー戦は5着でしたが、この大会に優勝します。
プロ初優勝した決勝戦がプロ初勝利となる珍しいケースでした。
今では珍しいルーキーで徹底先行ではない競走スタイルで、1999年頃からはグレードレースクラスでの活躍が目立ってきました。
1999年のふるさとダービーでG1レース初優勝を果たします。
このレースでも、番手から鋭く抜け出す追込みレースにより優勝を決めています。
渡邉晴智のレースの特徴・勝率・競走得点

レジェンド渡邉選手。
近況の成績はどんな感じなのでしょうか?
基礎情報(脚質・得意なバンク)
ホームバンク | 静岡 |
脚質 | 追 |
得意な競輪場 | 静岡 |
得意な周長 | 335m |
好きな車番 | 1〜9 |
好きな競輪場は明記されていませんでしたが、好きな周長は335メートルとのことです。
335メートルと言えば、前橋競輪場の周長なので、おのずと前橋競輪が得意な競輪場ということになるのかもしれません。
マーク選手で短送路が好きというのもなんとなく変な感じがしますが、渡邉選手ならではのこだわりなのかもですね。
競走スタイル(レース展開や特徴)
S級に昇進した頃から、本格的な追込み選手として名を挙げてきました。
S級昇格当時は、そのマーク力に加え、持ち前のダッシュの鋭さを活かしたレーススタイルが多かったですが、最近は、燻銀のマーク技術を駆使したレースが多いように感じます。
渡邉選手のマーク技術と言えば、「競り」が最も有名で、他ラインの番手選手が連結を離すようなら、すかさず競り合い、番手を勝ち取る技術は競輪界最高峰と言っても過言ではありません。
また、最後の手段として繰り出す、渡邉選手のダッシュ力も未だ健在で、以前ほど多用する機会は減りましたが、まだまだ武器として充分に通用するレベルとなっています。
直近4か月の過去成績・勝率・競走得点
勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 競走得点 |
5.5% | 11.1% | 33.3% | 104.83 |
勝率の5.5パーセントはある程度仕方がないのかも知れません。
しかし、三連対率の33.3パーセントは、年齢から見ても、すごい成績ですよね。
近況の競争得点は104点台となっています。
2020年の夏頃の競争得点は108点台でしたので近況少し調子を落としているのかもしれません。
全盛期と比べると…となると近況の成績は物足りないのかもしれませんが、F1レースクラスでは、何度も決勝進出を果たしています。
渡邉晴智の過去成績・優勝歴

渡邉選手の優勝歴など、過去の実績について確認していきます。
初勝利
級別 | 開催日 | 競輪場 |
B級 | 1994年4月10日 | 千葉 |
A級 | 1994年8月23日 | 取手 |
S級 | 1997年4月12日 | 四日市 |
特別競輪 | 1998年11月20日 | 小倉 |
デビュー戦シリーズで初優勝。
決勝戦のレースで初勝利をあげます。
デビュー3年後にはS級初勝利もあげています。
初優勝
級別 | 開催日 | 競輪場 |
B級 | 1994年4月10日 | 千葉 |
A級 | 1996年6月14日 | 松戸 |
S級 | 1998年1月22日 | 西武園 |
特別競輪 | 2008年3月23日 | 静岡 |
デビュー戦シリーズで初優勝。
優勝歴
大会名 | 開催日 | 競輪場 |
高松宮記念杯 | 2008年5月31日 | 大津 |
日本選手権 | 2008年3月18日 | 静岡 |
ふるさとダービー | 2001年6月28日 | 函館 |
ふるさとダービー | 1999年2月20日 | 佐世保 |
名だたるビックレースで優勝をかざっています。
1999年のふるさとダービーで、記念レース初優勝。
2008年には日本選手権で優勝しています。
節目勝数達成
勝数 | 達成日 | 開催場 |
100 | 1998年6月20日 | 函館 |
200 | 2004年3月26日 | 静岡 |
300 | 2009年6月8日 | 京王閣 |
400 | 2017年10月10日 | 四日市 |
2020年12月現在での通算勝利数は426勝となっています。
優勝歴は46回、内グレードレースの優勝は8回、グランプリにも3回出場しています。
実績で言えば一流選手なのですが、そのすごさは、47歳となった今でも現役にこだわり、果敢にレースに挑んでいることで表れてますね!
渡邉晴智の年収・獲得賞金は?

年 | 年収 |
2020年 | 50位圏外 |
2019年 | 50位圏外 |
2018年 | 50位圏外 |
2017年 | 30,975,300円 |
2016年 | 47,805,200円 |
2017年頃から賞金ランキングの、上位からは陥落してしまっています。
渡邉晴智はSNSはやってる?

渡邉選手のSNS周りについてまとめていきます。
渡邉晴智のTwitter(ツイッター)は?
渡邉選手のTwitterはありませんでした。
競輪専門誌のTwitterやレポーターのツイートにタグ付けされた渡邉選手はいくつか見かけましたが、本人のアカウントは存在しないようです。
インタビューやオフショット的な記事など、渡邉選手の人柄の回見えるツイートもあったりしました。
渡邉晴智のInstagram(インスタグラム)は?
渡邉選手はInstagramもやってないみたいですね。
渡邉晴智のYouTube(ユーチューブ)は?
渡邉選手のYouTubeチャンネルもありませんでした。
往年の渡邉選手の活躍を見たい方は、YouTubeにも多数ダイジェスト動画が投稿されているので、マークにこだわる渡邉選手の熱い走りをチェックしてみてください!
渡邉晴智のプロフィール|まとめ

今回は渡邉晴智選手についてご紹介してきました。
静岡の誇るマーク屋である渡邉選手。
地元ファンから愛され、同県同地区の後輩選手からも尊敬を集めています。
近年の成績は、年齢により全盛期のものとは程遠い状況となってしまっていて、その番手技術は今となってはレアとなっていますが、非凡なダッシュ力により、もう一花咲かせていただきたいですね!