競輪とKEIRIN(ケイリン)の違いをわかりやすく比較

競輪について調べていると、たぶん「競輪」と「KEIRIN」というワードにぶつかりますよね。
- 何が違うのー?
- どっちも読み方は”けいりん”だし一緒じゃん!
とか思ったり。
ですが、これ明確な違いがあります。
ということで、今回はこの「競輪とKEIRIN(ケイリン)の違い」について書いていこうと思います。
もしかしたら、けっこう長くなっちゃうかもしれませんが、できるだけわかりやすく説明していきますね!
競輪とKEIRIN(ケイリン)の違い
「競輪」と「KEIRIN」の違いについて、7個主要なものを順番に書いていきます。
これだけ読めばなんとなく2つの違いを掴めるかと思います。
【歴史】「競輪」は親。「KEIRIN」は子ども
まずは、競輪の歴史をちらっと書いていきます。
「競輪」と「KEIRIN」はどっちが先に始まったかというと、「競輪」が先で、そのあとに「KEIRIN」が始まりました。
KEIRINは競輪を真似て作られたという話もあるので、けっこう似たようなところもあったりします。
なので、簡単に言うと「競輪」が親で「KEIRIN」が子供みたいな感じでイメージしてもらえるとわかりやすいかなーと思います。
【種類】「競輪」はギャンブル。「KEIRIN」は競技
次や種類の話です。
最初はどっちがどっちか混乱するかもしれませんが、「競輪」が予想とかをするギャンブルのほうで、「KEIRIN」はオリンピックの種目にもなった競技です。
競馬とか競艇を考えてもらえれば、漢字のほうが、ギャンブルのほうの競輪ってすぐわかりそうですね!
ちなみに、KEIRINは日本発祥のオリンピック競技で、日本では柔道に2番目の種目だそうです。
あと、海外ではKEIRINは「キーイリン」と言うみたいですよー
【戦い方】「競輪」は団体戦(ライン戦)。「KEIRIN」は個人戦
次が戦い方です。
「競輪」はライン戦というチームで協力しながら戦う団体戦で、「KEIRIN」は一人一人で熱く戦う個人戦です。
ライン戦というのは、簡単に言うと2~5人の選手たちが隊列を組んで駆け引きするレースです。
【人数】「競輪」は9人。「KEIRIN」は5~8人
続いて、人数の話。
「競輪」は9人固定で、「KEIRIN」は5~8人で変動があります。
【バンク】「競輪」は333B~500m。「KEIRIN」は250mのみ
あとは、バンクといって、レースをする長さです。
「競輪」は333B~500m。「KEIRIN」は250mだけです。
【周回】「競輪」は4~6周。「KEIRIN」は8周
あとは、レースをする長さですね。
「競輪」は4~6周でレースによってばらばら。「KEIRIN」は8周で固定です。
【床】「競輪」はコンクリート。「KEIRIN」は板張り
最後が床の違いで、これは一目でぱっとわかります。
「競輪」はコンクリート「KEIRIN」は板張りになっています。
写真も見てもらうとけっこう一目瞭然でわかりますね!
競輪とKEIRIN(ケイリン)の違いを表で比較
最後に表にまとめてみます!
競輪 | KEIRIN(ケイリン) | |
戦法 | 団体戦(ライン戦) | 個人技 |
人数 | 9人 | 5~8人 |
バンクの長さ | 333~500m | 250mのみ |
周回 | 4~6周(約2,000m) | 8周(約2,000m) |
床 | コンクリート | 板張り |
ライン | あり | なし |
カント | 30° | 45° |
ブロック | あり | なし(1発で失格) |
競輪とKEIRIN(ケイリン)の違い:まとめ
「競輪」と「KEIRIN」の違い、なんとなくわかりましたでしょうか?
最初は
- 「競輪」→ギャンブル、団体戦
- 「KEIRIN」→競技、個人戦
くらいで覚えておけばいいと思います。
そのあとで、細かい部分は少しずつ覚えていきましょう!